不動産売買は高額での取引になる事がほとんどなので、契約時は注意しなければなりません。
では、具体的にどういった事に注意しなければならないのでしょうか。
そこで今回は、
不動産売買契約をする際の注意点についてご紹介します。
▼
不動産売買契約をする際の注意点
■契約書はよく読んでから締結する
不動産売買の契約内容は基本的に自由です。
また、一度締結してしまうと簡単に解除できません。
そのため、契約書に記載されている内容をしっかり確認してから締結しましょう。
もし見落としなどがあって、内容に納得できなくても自己責任となってしまいます。
また、契約内容に不明確な部分があると契約後トラブルに繋がる恐れがあります。
■契約解除は難しい
不動産売買は高額での取引になるので、一度契約を結ぶと簡単に解除できません。
契約解除の種類はさまざまありますが、中でも契約違反による解除は
不動産売買価格の10?20%を支払わなければなりません。
例えば、3,000万円の売買契約なら違約金は300?600万円が相場です。
■瑕疵担保責任で損害賠償が求められる場合も
売買後、雨漏りやシロアリなどの欠陥が見つかったら、買主は売主に対して損害賠償を求めることができます。
売主は欠陥住宅を売ったことになり、欠陥の事実を知らなくても関係ありません。
被害が大きく住めない状態であれば、買主は契約の解除を求めることもできます。
トラブルを防ぐためにも、
不動産の状態をきちんと把握し、情報はしっかり提供しましょう。
▼まとめ
今回は、
不動産売買契約をする際の注意点についてご紹介しました。
不動産売買は高額な取引で解除が難しいので、よく確認してから締結してください。
これから
不動産売買をおこなう予定の方は、ぜひご紹介した内容を覚えておきましょう。