不動産売買や相続・贈与などで
不動産を手に入れたら、名義変更を行う必要があります。
不動産の名義変更を行う際にはさまざまな書類が必要で、事前に用意しておかなければならないものもあります。
そこで今回は、
不動産の名義変更に必要な書類について解説していきます。
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不動産の名義変更に必要な書類
■相続
相続によって
不動産を得た場合、名義変更には次のような書類が必要です。
・遺言書や遺産分割協議書
・住所証明書
・印鑑証明書
・登記識別情報
・登記原因証明情報
・固定資産評価証明書
・委任状
■離婚による財産分与
離婚による財産分与の場合、元の名義人と新しい名義人で必要書類が異なります。
元の名義人が用意する書類
・印鑑証明書
・登記識別情報
・固定資産評価証明書
新しい名義人が用意する書類
・住所証明書
双方が用意する書類
・戸籍謄本
・離婚協議書
・財産分与契約書
■
不動産売買
不動産売買で名義変更を行う場合は、売主と買主で必要書類が異なります。
売主が用意する書類
・印鑑証明書
・登記識別情報
・固定資産評価証明書
・委任状
買主が用意する書類
・住民票
双方が用意する書類
・売買契約書
■生前贈与
生前贈与で
不動産の名義変更を行う場合は、
不動産を譲る側ともらう側で必要書類が異なります。
贈与者が用意する書類
・印鑑証明書
・登記識別情報
・固定資産評価証明書
受贈者が用意する書類
・住所証明書
双方が用意する書類
・贈与証書
・贈与契約書
▼まとめ
不動産の名義変更で必要な書類は、相続・財産分与・
不動産売買・生前贈与など理由によって異なります。
発行までに時間がかかるものもあるので、早めに用意しておくことが大切です。